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まさこの気まぐれ日記

バリアフリー体験のボランティアについて~バリアフリーまつど市民会議の一員として~

2026.10.1

先日、松戸市で「矢切地区ふれあい広場’26~矢切こどもまつり~」が開催されました。 私は、バリアフリーまつど市民会議の会員として、娘とともに「バリアフリー体験」のボランティアに参加いたしました。

朝8時半から準備を始め、開場前には、それぞれのコーナーを体験させていただきました。 ここでは、4つの体験コーナーでの内容や、私が感じたことをお話しいたします。

1.車いす体験

1cm・2cmの段差、片側だけの段差、スロープの3種類の障害物を車いすで通行します。両足をしっかり足置きに乗せ、自力で走行しますが、ほんの少しの段差でも力を入れなくてはならず、改めて街のバリアフリーは重要な課題だと痛感しました。

また、車いすを押す体験では、「段差があります」「下がります」などの声掛けによって、ご利用者さんへの心遣いが大切であることを学ばせていただきました。余談ですが、車いすで直角に曲がる操作を教えていただいたところ、こちらは上手にできました。

これまで地域を回る中で、車いすをご利用の方から 「歩道が凸凹していて走行しづらい」 「車道に出ざるをえない場面がある」 「街路樹の根あがりに困っている」 「買い物の際、商品が高い位置にあり手に取りづらい」 などの声をいただいてきました。

これらを議会で質問として取り上げてきましたが、なかなか進んでいないのが現状です。車いすを利用されていても不便のない街にする「合理的配慮」は大切です。今後も、車いすをご利用の皆さまにとって、暮らしやすい環境づくりを推進してまいります。

2.ユニバーサルデザイン体験

ユニバーサルデザインとは、国土交通省によると 「年齢、性別、国籍、個人の能力に関わらず、はじめからできるだけ多くの人が利用可能なように、利用者本位、人間本位の考え方に立って、快適な環境をデザインすること」 と定義されています。

今回は4つの具体例を見せていただきました。

1:牛乳パック

無調整の牛乳パックには、日付記載の上部にへこみがあります。カルシウム入りの乳飲料にはへこみがなく平らです。上部を触るだけで生乳かどうかを判別できます。

2:シャンプーとリンスのボトル

シャンプーボトルには脇や上部に凸凹があり、リンスにはありません。

3:飲み物の缶

お酒の缶には上部に「おさけ」と書かれた点字が印字されています。ジュースには点字がなく、お酒の缶に比べてスベスベしています。

4:オープナー

瓶やボトルを挟み、高齢者や病気で力を入れにくい方でも簡単に開けることができます。

ユニバーサルデザインは、障がいの有無に関わらず、誰にとっても便利であることが重要です。例えば、お風呂で頭を下げていても、シャンプーとリンスを間違えずに使うことができます。瓶のふたが固くて開けられないときにもオープナーは便利です。

ボランティアの方からは「日常生活の中にユニバーサルデザインはたくさんあるので、ぜひ探してみてください」とのお話がありました。

(参考文献) https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/koutuu_seisaku/barrier_free/word.html

3.お年寄り体験

近年の高齢者の方々は大変お元気で、はつらつとされている方が多いと感じています。体験してくださった4歳から10歳までのお子さんに祖父母の年代を伺ったところ、若い世代でありました。

このコーナーでは、軍手をはめた状態で、ポーチのチャックを開ける・小銭を複数枚出す・貯金箱に1枚ずつ入れる・雑誌のページをめくる といった動作が普段よりやりづらいことを体験していただきました。現在の自分の動作が、年齢を重ねると難しくなる気持ちを感じてもらう体験です。

この体験を通して、高齢者の方の気持ちに寄り添っていただきたいと思います。

4.クロックポジション体験

視覚に障がいのある方は、1人で食事ができても「どこに何があるか」を知ることができません。そこで、ご飯・みそ汁・アジフライ・煮物・漬物の位置を「クロックポジション」でお伝えする体験をしていただきました。

クロックポジションは、「当事者が6時の方向にいる」という前提で、時計の方向で場所を伝える方法です。 例えば、目の前のお箸は「6時の方向にあります」、左下のご飯は「8時の方向にあります」とお伝えします。道案内でも同様に使われます。

私はこれまで、松戸市視覚障がい者協会の皆様と交流を重ねてまいりました。会員の皆さまは「ガイドヘルパー」の方に支えていただきながら、腕を組んで歩き、まさに「目」の役割を担って案内していただき、カラオケやテーブルテニス、体操など楽しく活動されています。

時折、おひとりで白杖を頼りに街を歩いている方をお見かけします。路上の「点字ブロック」は、まっすぐなものは「歩く」、丸印のものは「止まる」という意味があり、重要な道しるべです。点字ブロックの上に物を置かない、不用意に上を歩いて劣化させないなど、お心遣いをお願いいたします。

以上がバリアフリー体験でした。

私と娘は、お年寄り体験コーナーの説明を任せていただきました。最後に私たちから、「お年寄りの方の動作がゆっくりでも、温かく見守ってほしいです」とお伝えすると、笑顔で「はい!」と応えてくれた姿が印象的でした。

誰もが安心して暮らすことができる松戸市に、これからも頑張ってまいります。

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